高校3年生の時、進路に迷っていた私に担任の先生が介護の仕事を勧めました。

元々、祖父母と同居していて、過疎地域に住んでいたのでお年寄りとコミュニケーションを取るのが好きだったこともあり、介護の道に進もうと決めました。

幼い頃から大学進学という夢があったため、先生のアドバイスも含めて福祉の学部がある大学へ進学しました。

大学卒業と同時に介護福祉士を取得し、海沿いの田舎にある特別養護老人ホームに新卒で就職しました。給料の良さと田舎ならではののんびりした雰囲気が良くて決めました。

卒業直前の2月から施設近くに住み、就職1ヶ月後までは年配のベテラン介護職員に付いて指導を受けながら仕事をしていました。

当初は、その地域の浜言葉を使うため、怒られても何を言っているか理解できず、聞き返すとさらに怒られるという負のスパイラルに陥っていました。

休憩時間になると若い介護職員に意味を聞いたりして、何とか仕事をこなしていましたが、正直楽しいとは思えませんでした。

性格のキツイ看護師からは見下され、辛く当たられることもしばしばで毎日泣きながら帰っていました。

就職から3ヶ月ほどで独り立ちでき、他の職員とも対等に仕事ができるようになり、ナースコールが鳴ると一人で対応を任せてもらえるようになりました。

その頃からベテラン介護職員や看護師にも認めてもらえるようになり、コミュニケーションもうまく取れる様になり、仕事が楽しく充実感も感じるようになりました。

介護福祉士は休みが取りづらいのが悩み。連休がもっと欲しい!

ただ、休みは取りにくく常に不満を抱えていました。

介護職員の9割は女性、40代以上が4割で20代が6割という職場で、人員に余裕がないので介護職員は全員週1回夜勤を含むシフトに入っていました。

40代以上は全員既婚の主婦で、年末年始やお盆・学校の行事など休みの希望が集中し、若い人たちは自分の予定を優先して休みを取ることができませんでした。

私は、土日休みの彼と休みが合わずほとんど会えなかったり、2連休がなかなか取れず旅行に行くことも移動に半日かかる実家に帰ることもままなりませんでした。

ただでさえ離職率が高いのに、遊ぶ場所がない田舎は特に若い人が集まりにくい状況です。

若い人が休みたい時に休めるようにしてほしいし、3日以上の連休が最低でも年2回は取れるようにしてほしいと思います。

利用者との関わりで、自分が必要とされていると感じるのが本当に嬉しい。

利用者との関わりでは、認知症で反応が薄い利用者の方が時々反応が良い時がありました。

自分が夜勤の時にとてもよく笑ったりお話ししてくれたり、昼間とは別人のように目が輝いていて、とても可愛らしかったです。

その様子を見ているだけで夜勤の疲れも吹き飛びました。

他にも、足が悪いが会話はしっかりしている利用者が、私を見かけたらすぐに名前を呼んでくれたり、声を掛けてくれたりした事がとても嬉しかったです。

自分は必要とされているんだなと感じる瞬間でした。

認知症の利用者さんに暴力を受けることもあり。

ただ、浜出身者が多いせいか暴力的な男性の利用者が多く、殴られたり引っ掻かれることが度々あり、皆自費で病院にかかったり我慢していました。

認知症による症状なので、怒るわけにもいかず泣き寝入り状態でした。

私を含めて若い介護職員の女性も半袖を着られないほどのミミズ腫れや、体の変色に毎日悩まされていました。介護職員を守るためにも家族に了承を得て、すべての利用者に保険をかけてほしいと思いました。

子育て中でも働ける柔軟な職場が欲しい!

本当は介護の仕事を続けたいのですが、子供がいる今、平日の日勤帯しか働けない現状があります。

入浴介助や食事介助、デイサービスなどの勤務で夏休みなどの長期休暇に時短勤務を考慮して雇ってもらえたら、私の様に復職を希望する主婦が働けるのにと思います。

パートで色々な施設を探していますが、「1日4時間~平日のみ可、週3日~OK」と求人が出ていても、実際は8時間勤務でシフトに入れるパートの募集だったりで、復職できずに専業主婦として暮らしています。

自分が主婦の立場になって、独身時代に主婦の職員が夜勤や早番などのシフトに入っていたのがどれほど大変な事だったかを実感し、今は尊敬しています。

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